
北の風景 空気感が好きな私だが
毎日降る雪には 心が下を向いてしまう。
去年までの雪は 二日ほど降ると
青空の陽の光が眩しい日がやって来たものだ。
青森の豪雪ほどではないが
こちらも 「小屋」の窓から
塀のように積もった雪
屋根からの氷柱が見える。
明日は 膝まである雪を掻いて
「小屋」の周りに通路を作ろう。
来週の月曜日まで 大雪で
火曜日には 太陽マークが賑々しく
テレビの天気予報についている。
「小屋」から外に出ると カワガラスが
川面をビービーと鳴きながら真っ直ぐに飛び
灰色の空から 飛行機音が聞こえてくる。
見上げると 舞い降りてくる雪。
川の流れる音が静かだ。