何年も前に 友達が実家から持ち帰った
沢山の枇杷の実を貰った。
小さな実だが 甘く 少し酸っぱい。
艶やかに光る明るい茶色の種を
土にバラバラと撒いた。
芽は沢山出るのだが 冬を越せずにいた。
その中で 2本の芽が生き抜き
細い幹と枝に雪を載せ しな垂れている。
雪の上に落ちていた
雪を載せていた葉を窓際に置き
溶けないうちにと 急いでスマホで撮った。
枇杷の葉の 力強い形と濃い緑色が心を惹く。
止めどなく雪が降り 「小屋」の屋根 車の上に
積もっては落ち 又積もる。
スノーダンプで雪を掻いては捨てる。
除雪車が地響きをたて 通り過ぎる。
その後 又雪が道を覆う。
こんな日が来週初めまで続くと ニュースで言っていた。