冬の日

 

18日はとても冷たく 寒く

夜 ストーブに薪を景気よく燃やしても震えた。

今考えれば 熱でもあったのか?

 

今年の冬は かき氷のように重い雪が降り

それが 溶け始めてはいるが

長靴を履くほどには残っている。

冬はこれからが本番で 大雪が降る日もあるだろう。

 

外に出て思うのだが 今年は鳥達の声が寂しい。

川向こうの 杉の人工林の中から聞こえる

毎日同じ鳴き声は なんの鳥だろう。

 

それが ハクセキレイだと分かった。

2羽のハクセキレイが 浅い川の石の上で

尾っぽを動かして鳴いていた。

カワガラスとよく似た鳴き声だと思った。

 

図書館に本を予約した。

「河岸忘日抄」堀江敏幸 著

滋賀県内のどの図書館にも在庫があり 

人気のある小説だと分かった。

私は堀江敏幸を翻訳家だと思っていたが 小説家だった。