昨日 霙のような雪が降った。
水をたっぷり含んだ 大きな牡丹雪は
屋根にも15センチほど積もり
それが 今日 太陽の光を浴びて
屋根から雨のように ポタポタと
忙しなく落ちる。
木々の枝に溜まった雪が キラキラ光り
ただただ美しいと思う。
夜になり
今年の短い秋に ペンキを塗ったトタン屋根から
ザザーっと音を立て滑り落ちた。
これから来年の春までの 雪の中の季節の始まり。
「小屋」のそばの山に立ち昇る靄が 瞬時に姿を変える。
暗くなる前の 初冬の景色の移り変わり。
誰彼に 話したい。