昨日も今日も 天気予報通りに暖かい1日だった。
「小屋」の中に差し込む陽の光は
随分奥まで届く様になった。
夏の汚れを残した薄い白木綿のカーテンを引くと
眩しさが遮られる。
窓際に並んだ苔色のワインの瓶
ドレッシング用に50年ほど前に買ったガラスの瓶
スイス人の作った陶の狐
枯れた花を挿した 砂色の花瓶などを
「まるで絵のようだ」と 一人喜ぶ私がいる。
20年以上も 無農薬栽培の米を作っている友達。
その大事な新玄米30キロ(半俵)と
京都 浄土寺「オオマエ」の
アップルケーキを持って 友達はやって来た。
どちらも 本当に嬉しい。
ここのアップルケーキを嫌いな人はいない。
まだ温かいケーキを切り コーヒーを淹れた。
4時間ほど喋り 薄暗くなる前に友達は帰った。
山奥まで本当にありがとう。
お天気が続き 濃紺の空に月が綺麗だ。
周りの木々の色は 焼けた様になったのも
そうでないのも それなりに晩秋の色になってきた。