5年間 なんの音沙汰も無かったスイス人男子。
チャックの野菜作りのボランティアとして
4ヶ月ほど 私の住んでいる集落に滞在した。
当時30歳だから 今は35歳だろう。
そのスイス人男子から 突然の小包。
「本物」のチョコレートが4個
「職人的な」ミルクキャンディ
スイス人男子が作った陶の狐。
そして 長い手紙が入っていた。
スイスに帰ってから 深刻な病気と闘いながら
羊飼いをし 今は庭師として働いているとか。
手紙を書くまでに5年かかった事を詫びてはいるが
「会うは別れの始めなり」「さよならだけが人生だ」
の私は 手紙をもらうだけで嬉しい。
4ヶ月の山間の生活が楽しく
小浜に行ったのが 忘れられない?
又 日本に来るのなら
小浜(福井 若狭湾)に行き
海を眺めながら お寿司を食べ
カフェに行って コーヒーを飲もう
と 私は返事を書いた。
来るだろうか?
私も夫もそうであれば嬉しい。
ブルターニュ人男子は
今 日本のどこを旅しているのか?
北海道から沖縄まで。