アメリカに住んでいる 若い友達(と私は思っている)が
帰国し 29日に会った。
誰もが 「ラッシュアワーの様な人混みの観光地に
行くなんて」と驚いた。
行ってみると 確かにJR嵯峨嵐山駅は 次々と
外国人観光客が降りてくるが
祇王寺の辺りは ひっそりと
たまに外国人観光客にすれ違うほどだった。
やはり 人気スポットは「竹林」エリアだと思う。
紅葉にはまだ遠い 緑の紅葉(もみじ)の中に
ひっそりと上品に祇王寺は在った。
低い山の姿を残した地に
よく手入れされた苔の庭が しっとりと美しい。
清盛の心変わりでこの地にやってきた。
母 妹と共に出家し 入寺した悲恋の尼寺」
清盛の像があり 祇王の墓がある。
平安時代には さぞや寂しい地であった事は
容易に想像が出来る。
木々に囲まれた 気持ちのいい寺だった。
寿楽庵と言う「個性的」な食事処の冷やしうどん。
また来たいと思った。
紙の店で手漉き和紙のポチ袋を買い
お茶もコーヒーも飲まず ひたすら歩きながら話す。
もっと行く所はあったが 日暮れが早くなった。
4時半くらいに駅で別れた。
帰宅途中で 暗くなった。
最寄りのJR駅前のパーキングから夫に電話。
「今から パーキング出るよ」
暗い山道を ライトをハイビームにして走り
帰宅。