ブルターニュ人のお土産

 

5年前 新コロナの前に

私の集落で 無農薬有機栽培の野菜を作っている

チャックの畑ボランティアとして しばらく滞在していた

フランス・ブルターニュの40代の男の子(私から見れば)

 

そのブルターニュ人が 昨日フランスからやって来た。

北海道から沖縄までのあちらこちらを3ヶ月間の滞在。

5年前に別れる時 「次に来る時に天ぷらが食べたい」

と言っていた。

 

その約束通り 私は天ぷらを揚げた。

沢山の野菜と 鶏と海老と竹輪も。 

沢山沢山揚げた。

しんどいな 面倒だな と思うもてなしはなしだ。

 

キャベツのコールスローに 大葉と大葉の花を加える。

美味しい冷奴に擦り胡麻とおろし生姜。

ジョークでブルターニュ風ケーキも焼いた。

 

ブルターニュ人は 気持ちいいくらい

天汁をつけて 喜んで食べた。

 

5年前の帰国後

ブルターニュワイン ブルターニュケーキ パテを

送って来てくれたのには 驚いた。

私たち夫婦は 何にもお世話などしていない。

 

そして今回。

果実酒 

缶詰の家鴨 ポーク 帆立貝のパテ

ディジョンマスタード

そして 住んでいる町で作られている陶器。

(涼しくなったら 熱いシチューをこれに容れよう)

デイパックから 次々と現れたのに又驚いた。

 

 

 

4時間の天ぷらパーティー

ブルターニュ人は 亡きお母さんの好きだった 

エディット・ピアフの歌を 物真似で数曲歌った。

余りにも そっくりで驚いた。

 

滞在中に 後1、2回京都で会う約束をした。

ブルターニュ人の滞在している家の主は

夫と実家が近く 小学校 中学校が一緒だと知った。

「世界は狭い」と ブルターニュ人は言ったが

夫も私も同じ事を思った。