「絵はがきにされた少年」 藤原章生著

 

綺麗な空だなと 西の空を見る。

夕方6時過ぎの 淡いピンク色に染まった雲。

見上げれば 真綿を伸ばしたひとひらの雲。

山間の狭い空に 作為のない雲の姿を

しばらく立ち止まって見る。

心の中の 少しのわだかまり

軽くどこかへ 吹かれていけばいい。

 

毎日新聞を購読している人には

きっと馴染みの名前の記者「藤原章生」

友達が運んできた去年の毎日新聞の記事を読み

それが興味深く 図書館に一冊予約した。

その本「絵はがきにされた少年」を受け取った。

   『報道の現場から平易な言葉で深く問いかける。

   未だ貧困の意味すら知らず

   無知のまま淡々と生きる市井の人々の

   生きざまを 新聞社のアフリカ特派員として

   5年半の取材に基づき、オムニバス形式で綴る。

   第3回開高健ノンフィクション賞受賞作』

Amazonの説明だ。

 

この本にアフリカの地図が載っている。

大きな大陸に小さな国がひしめき

その数だけの問題を抱えているのが

地図から浮かび上がってくる。

何冊もの著書を持つ藤原章生の本を

しばらく読んでみよう。

 

https://globe.asahi.com/article/13937783

「絵はがきにされた少年」

 

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