朝夕 気持ちのいい日が続く。
窓やドアを開け放ち 網戸から入り込む
冷たい朝の空気と光。
こんな朝が いつまでも続くといいのに。
椀に山盛りほどの ブルーベリーを貰った。
いつもの冷凍ブルーベリーではない
フレッシュな しっかりとした実の大きな粒。
私はそれを指で5、6粒つまみ
カスピ海ヨーグルトに パラパラと載せた。
スプーンで掬い 口に運ぶ。
ヨーグルトと混ざった新鮮な実は プチリと割れる。
強い甘みも酸味もない 儚い味のブルーベリー。
今日からしばらくの間 この楽しみは続くのだ。
こんがりと焼けたパンに 染み込むバター
ジャムと蜂蜜 クリームチーズ。
熱々のミルク紅茶。
毎日同じものを ずっと。
よく飽きないで続いているものだと思う。