草刈機で草を刈っていたら 切ってしまったと
山帰来の若い葉のついた蔓を 夫が持ち帰った。
蔓も若い緑色。
口の小さい砂漠色の花瓶に 芒の葉と共に生け
それを「二坪小屋」に置き
残りの短い蔓を ガラスの瓶にも挿した。
夫は中々 風情のある人だ。
秋になると 蔓の棘も固くなり
青い実は 深い赤に変わる。
近いうちに 採りに行こうと油断すると
その赤い実は 鳥に先取りされる。
ああ 残念だと 近くの木通(アケビ)の蔓を切り取り
くるくると巻いて持ち帰る事もしばしばだ。
おかずは冷蔵庫にあるもので 思いつきで作る。
冷凍庫の冷凍赤魚2尾で トマトの煮込みが頭に浮かぶ。
鋳物のフライパンで 切った玉ねぎ ピーマン
茄子を炒め トマト缶のトマトと湯を少し加える。
そこに 焦げ目のついた赤魚2尾を入れ
とろりと いい具合になるまで煮込む。
粗挽き胡椒 チリペッパー チキンコンソメ
隠し味の醤油を少しの簡単料理。
スープ皿にたっぷりとよそい
もらった新鮮バジルもたっぷりと載せた。