地味な花 百日草

百日草
百日草

 

1ヶ月ほど前だろうか

一掴みの百日草の苗を貰った。

細い苗をほぐすと 何十本もあり

それらを植えるのに

まずは 土に少しは栄養を与えなければと

精を出した。

 

毎日の 生ゴミを埋めた土は黒々とし

野菜の葉 刈った草などを積んだのが 

いい腐葉土になった。

腐葉土の中には クリーム色の

丸々と肥えたカブトムシの幼虫が住んでいる。

 

栄養失調の土に 腐葉土を漉き込み

そこに細い苗を植えた。

半月ほど前に 油粕を適度に足した。

 

細い苗だが それなりに伸び

今日 初めての花が咲いた。

花びらの色は 濃いピンク。

朝の豪雨に 葉っぱが濡れている。

夕方になれば ネットで覆い

朝になれば ネットをはずして

鹿に食べられないように 気を配った。

鹿はなぜか花を好む。

「ごめんよ 食いしん坊の鹿たち」

 

なんとか 膝の腫れも引いてきた。

左足全体が まるで丸太のようになり

どうなるのかと不安になった。

後少し 様子を見よう。

ロキソニン湿布で 膝の周りが赤くかぶれた。