本「刹那の美」ジェームズ・リ・バイヤーズ  坂上しのぶ著

 

ジェームズ・リー・バイヤーズ(1932-1997)

ミニマルでコンセプチュアルな作風の パフォーミング・アーティスト。

アメリカ デトロイト生まれ。

 

1958年〜1967年まで日本で暮らし 

その内の殆どが京都だ。

若きバイヤーズは 倉敷 京都で

意欲的 野心的 積極的に 交友を広げ

日本文化 禅 和紙などを作品として昇華させ

精力的に作品を作り続けた。

日本からアメリカに帰り ヨーロッパでも作品を発表。

そして病魔と戦い 作品を作りながら

エジプトで亡くなった。

著者はバイヤーズの足跡をたどりながら 

彼に関わった人々に会い 話を聞き

それを文にした。

 

バイヤーズの生き方を認めるか

又は 性格破綻者だと言い切るか。

作品 パフォーマンスを見て どのように感じるか。

この本を読んだ人達に 私はそれを聞いてみたい。