4日土曜日
京都シネマまで 映画を観に行った。
山から下り 京都まで映画館に行くのは
京都に住んでいた頃のように
買い物のついでに というわけにはいかない。
だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。
「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。
なんの前知識もなく ミニシアターの
通路側後部シートに座る。
『長野県水挽町。代々そこで暮らす男と小学生の娘。
その暮らしは 水を汲み、薪を割るといった
自然に囲まれた慎ましいもの。
ある日 近くにグランピング場を作る
計画が持ち上がる。
それは環境や水源を汚しかねない
ずさんな計画で・・・』
と チラシに書かれている。
筋書きだけだと 開発業者と地元民の対立だが
重奏音の音楽 自然の怖さを感じさせる映像
笑わない地元民達の表情が
何かあると観ている者に思わせる。
映画館から出て歩いている時や 電車の中
私は難解なラストの意味を考えた。
今でも ふと考えている。
帰り道 志津屋でクリームパンを2個
コーヒー豆も買い 明るいうちに帰宅した。
今日は 強い南風が吹いたが 明るい1日だった。
ニュースの天気予報で 6日から雨だと言っていた。
又 草木が伸び 色も深くなるだろう。