小松菜の花

 

去年 どこからか飛んできた小松菜の種が

苺の苗(鹿に全部食べられたが)を植えてある鉢に 

芽を出した。

そして 花を咲かし 私を喜ばした。

濃い緑の葉はお汁の彩りにし 根はそのままに。

すると 今年も花芽が出て

70センチほどの背丈にまで伸びた。

愛でるのは勿論 その生命力に驚いた。

 

大根の花の様な黄色の花。

アブラナ科の大根と小松菜は兄弟の様なもの。

 

細くて長い茎は 日々の強い風にも折れず

フラフラしながら 元気でいる。

 

黄砂で煙った山々。

車のガラスもきな粉色の砂でまみれている。

大陸から飛んでくる黄色の砂に

地球のダイナミズムを感じる。