降った雪が溶けて 冷たい雨が降って 寒い冬の逆戻り。
そこで見つけた 小さな赤い実。
その実は 雪の重さに耐えたそのままの姿で現れた。
サクラソウ科なので 可愛い花をつけるが
私はまだそれに気づいた事がない。
「蕗のとうを天ぷらにするのに飽きた」
と前回の文に書いたら
「私は春に蕗の薹を食べるのは、待ち望むこと」
とある人からコメントをいただいた。
そうかと 今日蕗のとうを天ぷらにした。
淡い緑の小さな芽は 寒さで少しも大きくならず
開いた大きめの花も そのままの姿で持ち堪えている。
小さいの 大きいのを12個摘んで
水溶き小麦粉をつけて揚げた。
軽く塩を振り 夕食の一品とした。
苦味と香りが こんなに美味しかったのか?