表に出ると 余りの寒さに思わず背中を丸めた。
道路は濡れて 夜に雨が降ったのを知った。
北風は強く 人工林の杉の枝が大きく揺れる。
午後3時過ぎ 太陽が雲の合間から日が差し
心の中まで 明るい光で満たされた。
「青い空 白い雲・・・なんて素晴らしい日なんだ」
と ルイ・アームストロングも歌っている。
ちょっと 歩いた。
いつもの様に 渡り鳥のアイサが
私に驚いて川から飛び立った。
今日は4羽。
そして上を向いて 流れる雲をスマホで撮った。
風は止んだのに 天上の雲は姿を変え
飛ぶ様に流れて行った。
夫が割った薪用の木を
猫車で「小屋」のそばに運び そして積んだ。
きっちりと積まれた薪の様を見るのは良い。
1時間の薪の労働。
幸田文「木」を少しの時間を見つけては読む。
「木」への愛と観察の驚きの1頁 1頁だ。