山の広葉樹の葉が色づき始めた頃に
台風の様な風が吹いた1日があった。
大方の葉が吹き飛ばされ
いつもなら 赤 黄色の美しい紅葉で埋まる山が
枝だけが透けて 早々と冬の山のようだ。
昨日は 氷雨 雹 霰が降り
夏の名残の 薄い木綿のカーテンが
何とも寒々しく見えた。
もう夏の天気に後戻りはしないだろう。
そして今日 来訪者の後
「小屋」の不必要な程の大きい窓に
夏のカーテンを 冬用に付け替えた。
窓から 明るい空が
夕方には 淡いピンクの雲が見えた。
朝陽の逆光で撮った 窓辺のラマのキーホルダー。
アンデスの ほかほかした毛糸が細く光っている。