美しく瑞々しい 手のひらに載る小さな柚子。
木の鉢の中の明るい黄色。
アメリカのヴァーモントに行ったのは
数年前の様な気がするが もう20年前。
その地の 小さな雑貨店で見つけた
シェーカーの木の鉢に
「おお これがシェーカーの鉢か!」
と 私は小躍りした。
今 私の元には 中と小サイズの鉢がある。
お菓子や 果物 そして
滅多に作らないが ばら寿司を盛ったりする。
何の木で作られたのか 忘れてしまった。
天然塗料も塗られていない鉢を
たまには オリーブオイルを塗り大切にしている。
明日は雪が降るかも知れないと
ニュースで言っていた。
カップに絞った柚子と蜂蜜を入れ
熱い湯を注ぎ 黄色の皮を一片。
想うだけで ほっこりとする。