「小屋」のそばに もっと小さい「二坪小屋」がある。
その名の通り 二坪ほどの空間で
ここを訪れた人は なぜか「かわいい」と言う。
そこに吊るしてある照明の
ランプシェードを新しくした。
木炭紙(デッサン紙)を 釣鐘状に切り
上を細い麻紐で固く縛っただけのもの。
京都に行った時に 画材屋で買った木炭紙を
前のシェードと同じ様に切り
同じように 上を細い麻紐で固く縛った。
カメムシ 蜘蛛 虫などの
黒い噴射液で汚れたランプシェードが
オフホワイトの美しい物に変わった。
二坪小屋の窓から
木炭紙のランプシェードを通した光が
山奥の深い闇をポッと 照らす。