雨降りの1日

陶の鈴「牛」
陶の鈴「牛」

 

雨が降ったり止んだりで

植物はちょうど良い具合に水を吸っただろう。

夕暮れには 山が霧に包まれた。

 

朝から シジュウカラは忙しそうで

私がドアを開けて外に出ると

急に警戒音を発する。

「ジュジュジュ」

 

シジュウカラとは違う 少し小さな鳥は

白の百日紅の花を咥えて 私の近くを飛び

そして 山に消えた。

花を食べる鳥?

なんという鳥だ?

 

「よく見ると可愛いな」と思った。

小さな陶の牛の鈴。

テーブルの上に載せて 

あっちに向けたり こっちに向けたり。

草原にいて 話をしている感じを写真を撮った。