朝に鳴く鳥の声に
今までに聞いたことのないのが加わる。
馴染みのシジュウカラに
ギターの低い弦の音のような鳴き声が重なる。
それを聴きながら 朝ご飯のパンを齧り
ミルク紅茶を一口啜る。
ポプラの木の葉に 金色の毛虫が群がるのは
毎年の夏の終わり。
その毛虫が好物の野鳥が ポプラに群がり
食べる音が 微かに聞こえる。
そして
昼ごはんの後に ポプラの下を用事で歩いた後
ちゃんと私の肩に 小さな金色の毛虫が2匹。
驚いたのは勿論だ。
夕方の空 それは美しいものだった。
ぐるりと見回した空に 淡いピンクとグレーの雲。
日暮れが30分早くなった。
吉増剛造と並行して
ソローの「メインの森」を再読している。
無制限なヘラジカ狩り ストロープ松の乱伐に接し
自然破壊 環境問題も提起している。
そして
リュック一つの キャンプの原点とも言えるタフな旅だ。
寝る前の森の旅。
数分で寝入ってしまう。