夫が午後にストーブの煙突を掃除した。
寝る間を除いて ストーブには薪が燃えている。
気持ちよく薪が燃えるように
二週間に一回の煙突掃除は必須だ。
すっきりと掃除の終わったストーブは
メラメラと大きな炎を立てる。
私は屋根から落ちて硬く固まった雪を
スチールのスコップで崩しながら
スノーダンプで何回も往復して川に捨てる。
人一人が歩けるだけの幅の雪の通路。
明日は道路側の雪の除雪をする。
暖かい一日。
朝 カーテンを開けた時の日の光と
空の青さが嬉しい。
杉の枝に載った雪が溶け
大きな音を立てて落ちる。
遠く 近くに鳥の声
飛行機のジェット音が聴こえる。
これから雪の日が続いても
大雪にはならないだろう。
雪が溶けた後には ふと気がつくと
水色のオオイヌノフグリが咲いている。
それまでは 後ひと月だ。