白の陶器の骨董の皿。
真ん中に転写された絵を覗いてみよう。
妻が刺繍しているのを 興味深げに見ている夫
食事中の夫婦 場所はレストランか それとも家か
庭園を歩く恋人達は 咲いている花を見ている。
服から推測すると 18世紀だろうか。
私の想像は膨らむばかりだ。
縁にぐるりと回る線の刻印。
白の釉薬に コバルト色の顔料で清潔感があり
作りはざっくりしている。
それが 暖かみを感じさせ 手に取ってみたくなる。
苺やさくらんぼ 赤い果物が似合う。
ラム酒の香り高いフルーツケーキの様な
素朴なケーキも載せたい。
テレビで フランスの皿の画面を観ながら
スマホで一枚撮った。