集落のタイチさんご夫婦は信心深く
仏さん 神さんは毎月 弁天さんは一年に一度
滞りなくお供えをしてお参りをする。
そして
30日には 玄関に自家製のシンプルなしめ縄
正月を迎える準備が整う。
柚とみかん 甘栗を乗せる
松とユズリハを飾る。
私も小屋の近くから
松の枝 笹の葉 梅の小さな固い蕾の枝を
切って持ち帰り 白の広口花瓶に生けた。
松の爽やかな香りが 私の手に残る。
「二坪小屋」に 兎の陶鈴と一緒に飾った。
混沌とした2022年だった。
新年はどんな年になるのか。
変わらない様な気もするが
いや 希望を持ちたいと思う。