まだ 夏のシャツとサンダルのまま

2日 スーパーマーケットへの途中
2日 スーパーマーケットへの途中

 

強い雨が夜に降り

夜が明けると 青空の美しい1日の始まりだった。

 

朝ご飯を食べる時に

窓から見える 小屋の周りの木々は 

雨で濡れ 朝陽に輝やき

鳥達の声が あちらこちらから聴こえる。

 

チャックに貰った 芽キャベツの二つの苗は

強い雨にも負けず 元気に葉を広げ

その小さな葉にも 雨露が宿る。

 

午後3時過ぎに 琵琶湖岸のスーパーまで。

開け放った車の窓から吹き込む

気持ちのいい風だ。

 

信号の少ない 山の国道をひた走り

空の広い 稲田の広がる風景の中を

行って 帰る。

 

8月のカエルの声から 秋の虫の声に変わった。

あまりにも突然の秋の到来。

まだ薄い夏のシャツがハンガーに掛かり

私の足はサンダルのままだ。