18日 3月 2022 蝶の標本 村の温泉にて 蝶々を見て いつも思い浮かぶのは 三岸好太郎の 「雲の上を飛ぶ蝶」だ。 それは 細長いキャンバスに描かれた 灰色がかった青空 白い雲 その上を飛ぶ 彩り豊かな沢山の蝶たち。 この絵がうちの壁に掛かっていたら どんなにいいだろう。 村の温泉の壁に掲げられた 蝶の標本。 温泉を取り巻く山や林の中で 捕まえられ ピンで止められた蝶。 規則正しく並べられた姿は 乾いた美しさで 何も語らず こちらを向いていた。 『雲の上を飛ぶ蝶 文化遺産オンライン』 tagPlaceholderカテゴリ: