11日 3月 2022 小さな陶の箱(1)「花畑」 明るい窓際に 手のひらに載るほどの小さな 陶の蓋物を置く。 「花畑」という名の陶の箱。 蓋を開けると どんぐりが二個入る。 まるで湯船に浸かっているようで かわいいのだ。 そして 蓋を閉める時の 軽いカシャっという響きが 何かを話しているように思える。 小さな陶の箱が 私に語るのは 言葉ではない。 「何かを感じるか?」と 遠くを見つめているだけだ。 tagPlaceholderカテゴリ: