鳥の足跡だ。
ヒョコヒョコ ヒョコヒョコと歩いた跡だ。
少し大きな鳥 カラスか ヒヨか 野鳩が
何かを思いながら 真っ直ぐに。
雪の上には 色々な足跡が残る。
鹿 狐 テン 猪
もっと小さなイタチなど。
小さな小さなヤマネは
ふかふかの寝床で冬眠中。
夜があけて
輝く朝の雪の上に残された
動物達の足跡に
冬の夜 生き生きと活動する姿を思う。
夏は土を掘り 冬は雪を掘り
毎日 生ごみを埋める。
毎晩 掘り返される 生ゴミは
紅茶の葉 コーヒー豆の滓 卵の殻
りんごとみかんの皮など。
動物達には 本当に申し訳ない。