09日 1月 2022 鳥の寝床 杉の硬い樹皮と木の間の 茶色の薄い皮。 それを上手に剥いで 枯れた葉を間に編み込んだ 柔らかなクッション。 薪棚の薪の上に 溶けた雪の雫で濡れていた。 一体誰の寝床なのか? コツコツと丁寧に作られた巣を見ていると かつての人間の寝床も こうだったのではと思う。 この巣の住人は 今どこに? 雪の雫が落ちてこない薪の上 そこに 場所を移したが 気に入ってもらえるかどうか? 余計なお世話をしたのか? と 日が暮れても気になって仕方がない。 tagPlaceholderカテゴリ: