01日 12月 2021 初冬の朝 降り出した強い雨で 少し残っていた紅葉の葉 銀杏の葉は すっかり落ちるはずだ。 山の中を西から東へ流れる川の谷筋を 風が上ったり 下ったりする。 10代に読んだ ヘルマン・ヘッセの 「春の嵐」の最初に 荒々しい風の描写があった(様に思う)。 風が強く吹いて 人工林の杉が 大きなうねりとなり 揺れているのを見た時に 思い出す。 雪や 霰 雹も降り 今朝 水の溜まったバケツに 氷が張った。 太陽が顔を出すと 氷が溶けた。 きんとした空気の初冬の朝。 それは とても気持ちがいい。 tagPlaceholderカテゴリ: