メルカリに出品しようと 本の写真を撮った。
ページの間に 何か挟んでないかと
パラパラとめくり始めた時に
「本当にこの本を読んだのか?」と
私は 内容を全く覚えていないのに気がついた。
「孤独の発明」 ポール・オースター著
オースターの小説を6、7冊読んだ中の一冊だ。
随分前
ニューヨークに行った時 地図を片手にバスに乗り
オースターの「足跡巡り」をした事がある。
数々の小説の中に出てくる街角 大学界隈 レストラン
公園等々を 歩いて 確認し 写真に撮る。
それは中々面白い旅だった。
つまり 私が言いたいのは
そんなに熱中した本達の中の一冊なのに
「覚えていないなんて」
まあ いいだろう。
再度(多分)読み始めた「孤独の発明」は
今の私には非常に面白い本だ
という事でいいと思う。