21日 6月 2021 木苺の夢 夕方 歩きながら摘み取った木苺を パラパラっと 琺瑯の皿に放った時の その姿の美しさを 写真に撮った。 手のひらに載せ 持ち帰った木苺は それだけで 傷みそうな程繊細だ。 ガラスの瓶にそれを入れ 冷凍庫のドアを閉める。 ジャムになるまでの間 冷たく暗い冷凍庫で 山桑や木苺 黒すぐりの実は どんな夢を見るのだろう。 鳥と分かち合う木苺の実。 それは 鳥との思い出を語るようだ。 tagPlaceholderカテゴリ: