雨の上がった後の清々しさ

六月十四日 午後6:40
六月十四日 午後6:40

 

午後2時過ぎ

それはひどい雨だった。

アスファルトの道に跳ねる雨。

トタン屋根に当たる

小石でも降っているのかと思うほどの

大きな雨音。

 

何をするでもなく

窓の外 豪快に降る雨を眺めて

止むのを待った。

 

4時過ぎに 山仕事の「弟君」が

大雨で仕事を止め うちに寄った。

 

貰い物の柚子ジュースと

ブルターニュ風ケーキを

3人で食べた。

 

雨の上がった後の 清々しい空気と緑。

空を流れる 雄大な雲が

ゆっくりと流れて行く。

 

まるで何もなかったかのように

夕方から夜へと移行する時間。

暗闇から聴こえてくる鳴き声が

蛙なのか 鳥なのか

いまだに分からない。