風が強く 霧の様な雨が降る 冷たい日。
低く 灰色の雲が琵琶湖を覆う。
湖の広がりは どんな時でも魅力的だ。
用事を済ませて その足でもう一ヶ所。
料理旅館と言うには 余りにも素朴過ぎる丁子屋。
その向かいにある 琵琶湖の魚を
佃煮にして売る店「魚清」へ行く。
小鮎 氷魚 いさざ しじみ ごり 鰻 等々を売る。
買物をして 車の中でぐずぐずしている私を
最後まで見送ってくれるおかみさん。
年に一度の買物で申し訳ない。
スーパーで買い物を済ませて山に帰った。
ご飯を炊き 熱々ご飯を茶碗に盛り
醤油色の佃煮を載せ
口いっぱいに頬張った。
満足だ。