17日 1月 2021 松ぼっくりと私 「ん・・・?」と 私は立ち止まる。 枯れたシダに引っかかった 枝のついた松ぼっくり。 見上げた空に 松の木は見当たらず どこから やって来たのか。 そして いつから ここにいるの? 強い北風の吹いた日に 高い松の枝から離れ 空を舞いながらの 短い旅。 小雨が止み 灰色の雲が切れた合間から 淡い青空が見え そこに 幾重にも重なった雲が流れる。 そんな 空の下 小雨の中で ふと出会った 松ぼっくりと私だ。 tagPlaceholderカテゴリ: