葉の落ちた冬の木の造形。
それは
空をバックに 大胆で 且つ繊細だ。
名前の知らない木の枝に
名前の知らない鳥が休んでは
忙しなく鳴いては飛び立つ。
琵琶湖畔に自生する
木々の樹形の面白さと巧みさ。
湖畔を運転する時
湖岸にそって並ぶ木を見ながら
「綺麗な木だな 何の木だろう」
と いつも思う。
見上げる細い枝の 沢山の黄色の実が
初冬の光を浴びて 豊かで美しい。
定期市民健診で行った病院の結果待ち。
その待ち時間に 恒例の乙女ヶ池巡り。
風もない 明るい空の下
気持ちのいい散歩 逍遥だった。