手のひらに載る 小さな黄色いカボチャ。
形も色も いかにも収穫の秋だ。
緑のカボチャも好きだが
黄色のカボチャの姿には 特別な愛着を感じる。
ハロウィンは 私には関係ないが
黄色のカボチャは「本家本元」の
ハロウィンの意味を思い起こさせる。
秋の収穫が終わり
来るべき冬に向かっての準備。
カボチャの黄色と ふくよかな味は
冬を乗り切る為の野菜だと
かつての人達は思っただろう。
貰った小さな黄色いカボチャ二つ。
しばらく眺めた後は
スプーンで種をくり抜き
中に合い挽き肉を詰めよう。
勿論 刻んだ玉ねぎも加えて。
オーブンで じっくりと焼き
熱々をナイフで二つに切り
スプーンで食べるのだ。
ナツメグの高い香りと 肉汁の美味さ
そして ほのかに甘いカボチャ。
こんな時は 熱いミルクがいい。
やっぱり カボチャは冬にふさわしい野菜だ。