働き者の薪ストーブ

 

よく乾いた薪。

それらは 去年に割ったもの。

ストーブの中で ゴーゴーと音を立て燃えている。

 

ヤカンも 元気に湯気を出し 

蒸気機関車の様に

しゅっぽ しゅっぽと 元気な音を立てる。

 

 お茶も コーヒーもこの湯でいれ

ストーブの上に置いた網で パンを焼く。

毎朝の楽しみだ。

 

廉価な鉄板のストーブは

夏を除き 本当によく働き続けている。

 

小さな小屋の中で

とてもよく馴染み

雪の降る日の続く冬には

洗濯物をカラリと乾かす。

 

そして 私は

蜂蜜と擦った生姜を

ストーブの上で沸いている湯で割る。

寝る前の温かい飲み物だ。