軽トラで片道40分余りの道を5往復。
かなりの距離だ。
そうやって 運んだ雑木の枝達。
道沿いに積まれた枝、枝、枝。
林業の村の住人達は興味津々だ。
どこの木か?がまず気になり
そして
樹皮を見て 何の木かを言う。
樫の枝を見て
「これは最上級の炭になる」とか
「今の季節が 木を切るには最適だ」とか
経験から積み重ねてきた知識を話す。
欅 樫 榊 桜。
太い枝は細工用に残し
細いのは来年の薪に。
薪に切った枝。
まず 小屋の壁に積む。
道路から見えるその様が
秋のとてもいい風情だ。
側を通ると 木の発する香り。
香りが消え 軽くなり 風雨や雪に晒され
一年後のいい薪になる。
豊かで嬉しい気分だ。