手のひらに載る程の小さな
明るい黄色の 俵型の瓜
マクワウリ。
道の駅で 買い求め
テーブルの上に置き
甘い香りが立ったので
冷蔵庫に入れた。
額に汗が滲んだ今日の昼間。
冷たくなったマクワウリを
冷蔵庫から取り出し
黄色の皮を シュッとむき
二つに割った。
甘い香りとたっぷりの種と果汁。
スプーンで種を取り
包丁で瓜を横に切り
ガラスの器に盛った。
器も冷たくなる程に
よく冷えた 淡い甘さの瓜。
フォークで刺し 口に運ぶ。
オフホワイトの果肉に絡んだ
優しい甘さの果汁と
シャキッとした食感。
「ああ 美味しかった」