霜はあっという間に溶けるはず

 

朝 7時過ぎにドアを開け表に出る。

一面の霜の原。

バケツに張った氷を

コンコンとノックしても

沈みも割れもしない。

 

空気はキンとして

太陽はまだ山の向こうだ。

 

さあ 暖かい小屋の中で

紅茶を飲んで 

ジャムを塗ったパンを食べよう。

 

お日様が

山の向こうから顔を出す 9時過ぎ。

霜はあっという間に 溶けるはず。