27日 12月 2019 木の実を集めたのが 遠い日の様だ どんぐり 松ぼっくり 栃の実 拾ってズボンのポケットに入れたのが ついこの間の事だ。 雨がしとしとと降り続ける冷たい今は 木の実を集めたのが 遠い日のように感じる。 艶々と光るどんぐりや栃の実 表に向かって手を広げる松ぼっくり 自然の造形の見事さと合理性 白い皿に ごろごろと移し それを 二坪小屋の松の台に載せる。 早い夕暮れの弱い光が 木の実を照らす様は 中世の絵の古典的な色をしている。 tagPlaceholderカテゴリ: