16日 12月 2019 アフガニスタンの鉢 京都寺町二条を 少し上がった所にある骨董屋で アフガニスタンの鉢を買った。 もう 10数年前の事だ。 ざっくりとした薄い赤土に 明るい黄色の釉が掛かっている。 毎年 今の季節になると 小さなミカンを入れて この鉢はテーブルの上にある。 長期間の戦争で 疲弊した国土。 農作物が豊かに実っていた かつてのアフガニスタンは もう戻らないのか。 明るく 大らかな陶器は 今でも作られているのか。 子供達の眼は曇っていないか。 黄色の鉢に私は問いかけるが 答えは何も返って来ない。 tagPlaceholderカテゴリ: