日本映画人が
羨ましくて仕方がない
と 言われている
韓国映画の輝く才能達。
その中でも
勢力的に秀作を作り続けている
若き巨匠 ポン ジュノ監督。
その若き巨匠が
カンヌ映画祭で最高賞の
パルムドールを受賞した。
その作品「Parasite」を
公式サイトから数行をここに記そう。
全員失業中の一家の長男。
家族の期待を一身に背負い
IT企業の裕福な社長一家の元へ
家庭教師の面接を受けに行く。
ここからストーリーが始まる。
タイトルのParasiteからのイメージ。
失業一家が社長一家に「寄生」していくんだろうな。
名優ソン ガンホが主演なら
シリアスなストーリーでありながら
ブラックユーモアの味わいもあるに違いない。
去年のパルムドールは
この映画は血縁関係のない人間達が
1つの家族として暮らしている様を描いた。
「Parasite」「万引き家族」共に
格差社会の底辺で生きる人間の
逞しさをテーマとしている。
真っ赤な唐辛子の辛みで
汗を噴き出しながら食べる
韓国のチゲ。
出汁の深い味わいの日本料理。
その国の料理は
その国の文化と同一線上にあると思う。
汗を拭き拭きの
パンチの効いた韓国映画。
京都シネマで公開されたら行ってみよう。