「杉やけど取りに来る?」

 

ストーブの薪は広葉樹でないと

と 思っている人は多い。

 

うちは燃える木ならなんでも燃やす。

木製2段ベッドを沢山貰ったが

これは樅の木でいい薪になった。

 

「杉やけど取りに来る?」と 声がかかり

軽トラで 一日一回運び

それを夫が斧で割り

私が積んでいく。

 

割るのは1時間程。

それを毎日繰り返す。

 

薪小屋が次々と

満杯になるのを見ると

安心感で心が満たされる。

 

早く燃え尽きる杉は

人気がないが

近くの山の木だと思うと

それが嬉しい。

 

皆さんのおかげで

小屋の中は暖かい。

声に出して言いたい。

 

朝と晩は

今も ストーブの中で

近くの山の木が燃えてる。

 

そして

ストーブで沸いた

伏流水の湯で淹れた朝の紅茶。

贅沢な朝の一服だ。