28日 4月 2019 冬の逆戻り ストーブの上に ステンレスのやかんを三つ。 そして 白いコーヒーのポットが1つ。 やかんから 勢い良く湯気がたち 琺瑯のポットから コーヒーの芳しい香り。 音をたてて吹く強い風 冷たい霙や霰が 窓ガラスにあたり 冬の逆戻りの日だった。 薪を惜しげもなく ストーブに焼べて 暖かさに慣れた体に 幸せな温もりをもらう。 私は用事以外は ずっと小屋の中でくすぶり 窓ガラスの向こうの 裏切りの春の嵐を 腕組みをしながら ぼんやりと見ていた1日だった。 tagPlaceholderカテゴリ: