図書館の裏の大きな川は
下へ下へと流れて
琵琶湖にたどり着く。
その川の堤の長い桜並木。
途切れる所はあるが
琵琶湖へと続いている。
灰色だった
山の村の冬が終わり
堤が長い桜の淡いピンクの帯に変る。
それは
見事なものだ。
桜の下に置かれたベンチに
観光客が座って
川向こうの山を眺めたり
写真を撮ったり。
桜の季節は
眠った様な村の「ミッドタウン」も
人と車で賑わう。
今はまだ蕾の桜。
咲き始める迄後少し。
新幹線に乗れば 富士山を探し
春になれば桜を待つ。
桜は日本人にとって特別な花だ。
市の花が桜だと知ったのは
つい最近の事だ。