雪を冠った比良山系は
琵琶湖の西に位置している。
そして
そのどっしりとした姿は
東岸西岸どちらからでも望める。
山頂は緩やかで
それは
牛が座っている時の背中だ。
目の前にそびえる
比良山を感じながらの
大津からの帰り道。
いつも通る道をやめて
西岸を北に
古い街道を走ってみよう。
そして
左に曲がってみよう。
林が残る道路から
雪の比良山が
頭を出している。
道を曲がっても
私を追いかけて来る
白い山並み。
控えめに
頭だけをちょっと出してる。