ビルの一階のカフェ。
喉が渇いた。
ここで一服しよう。
カフェラテを頼むと
ラテアートを施されて出てきた。
細長いケーキと一緒に。
ガラスのカップに浮かぶ
ブーゲンビリアみたいな花。
「壊れても知らないぞ」
と 熱いラテをすする。
随分前
スターバックスで
初めてカフェラテを飲んだ。
「なるほど、ここでは
カフェオレをカフェラテというのか」
と思った事を思い出した。
チーズケーキのスティックを
パクパクと食べ終えた。
JRで最寄りの駅へ。
そこから車で山の村に帰った。
喧噪の街から静寂の村へ。
それはたった2時間の距離だ。